200630

すべきことから逃げて日記を書く。日記にはそんな用法もある。

手の爪を黒く塗った。Addictionのなんとかラブみたいな名前のネイルポリッシュ。ラブではなかったもしれない。デスだっただろうか?興味がない。BLACKPINKに影響を受けての行動である。BLACKPINKは偉大だと今更気付いた。人気があるのがわかる。他のアイドルに詳しくないので、彼女たちが覇権を握った(?)理由について語れることはない。

今日は楽しみにしていた授業があった。半分くらいは講師の会社の実績紹介のような内容だった。早口かつ専門用語を説明なしで使う人だったので情報密度が高くて嬉しかった。この授業はオンライン授業としての体裁がよく整っている。教員に若干の信頼感が芽生えているのを感じる。模型を作る課題が出始めた。気が重い。言語性より動作性がずっと低いのにどうしてこの学科を受験したのだろう...。親や教師に助言されたわけではなく、自由意志でそう決めた記憶がある。精神の健康が破壊されてから人生の選択にいちいち躓くようになってしまった。優柔不断なだけでなく、最悪に近い手を取ることも多い。

暑い日に空に浮かぶ薄い雲を見ていると、今から何がしたいのかがわからなくなってどんどん気が滅入る。昨日まで誰かに興味を持ったことはありません、ただ食事と睡眠と排泄を繰り返してきた者ですと誰かに謝りたくなる。去年の今頃もそんな風に逃げようとしていた。夏からダメになる。夏のない国に行きたい。しかし今どきはシベリアでも38度だと言うらしいじゃないか。

午後は最終入館時刻を確認せずに大学図書館まで行ってしまい、入れなかった。だめだめだった。地下鉄の中でいくつか面白い文章を読んだ。「おいぼれ犬と新しい芸」「三体」を読み進めた。